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もうすぐ、子どもたちが楽しみにしているクリスマスがやってきます。
うさぎ組のお友だちは、4月からノリとハサミの使い方を、製作あそびを通して続けてきました。
ノリも、ハサミも、指先が使えるようになるにつれ、どんどん上達していきます。
ノリとハサミを使うだけでなく、砂場でのままごとや寒天ゼリーを使った感触遊び、ドングリ集めやビーズ通しなど、普段の遊びの中で、子どもたちは自然と腕から手首、指の先へと細かい動きが出来るようになってきています。
もちろん、得意な事、苦手な事など個人差はありますが、うさぎ組のお友だちは意欲的に取り組んでいます。
今回、クリスマスリースを作るにあたって、4月から続けてきた製作活動を取り入れてみました。
クリスマスリースの土台用に、紙皿に自分の好きな絵の具の色を塗りました。
「汚れても、洗えばきれいになるもんね!」
と、友だちと言いながら、白いところが少なくなるように、しっかり塗っていました。
絵の具が乾いた後、大きな穴と小さな穴をあけて、毛糸を使って紐通しをしました。
小さな穴を見つけて毛糸を通そうとし、指先を使って上手に通せていました。
要領がわかってくると、指先と腕を使ってスイスイ通せていて、子どもたちも段々、楽しくなってきたようです。
ハサミは、まっすぐに持って切るのがまだ、難しいのですが、切る線を描いておくことで、どこを切るといいのかわかりやすくなり、線の上を切ろうとすることで、自然とまっすぐ持って切ることが出来るようになってきました。
折り紙を切った後は、ノリを使って紙皿に貼っていきました。
最初は、手がベタベタになることを嫌がるお友だちもいましたが、夏にたくさんの感触あそびを経験したこともあり、今は、どのお友だちもしっかり指先にノリをつけることができています。
ノリの量の調節がまだ難しいですが、自分で好きなところに貼ることを楽しんでいます。
出来上がった、クリスマスリースはお部屋に飾っています。
一気にクリスマスの雰囲気が高まりました。
来年も引き続き、製作遊びを通して、表現を楽しみ、さらに細かい作業も出来るようになっていけばと思っています。
また、今、カルタやメモリーカードの遊びにとても興味を持っているので、来年は、ルールのある遊びも少しずつ取り入れ、仲間といっしょに遊ぶ楽しさも感じていけたらと思っています。