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感触あそびとは、寒天や新聞紙など、身の回りのものを使って、素材の触り心地を楽しむあそびです。
さまざまな素材に触れて、感触を確かめることで、指先の感覚を育んだり「これに触れたらどんな感じがするんだろう」と、想像力や思考力を高めることができるので、とても大切なあそびです。
今回は、寒天ゼリーで遊ぶ様子をお伝えします。
夏らしい絵本をいくつか読む中、豊かな優しい色彩で、子どもたちの好きな海の生き物が描かれている絵本に出会いました。
「お魚きれいだね」
「タコがいる」
「ゼリー食べてみたいな」
物語を読み進める中、色んな反応が返ってきました。
子どもたちが食べてみたいと思ったのは『なみの あわパフェ』と『うみの ソーダゼリー』です。
こんなおやつを作ることが出来たら素敵だなと、感触あそびも兼ねて、寒天ゼリーを使ってパフェを作ることにしました。
スプーンを使って、上手にすくい、カップに入れています。
パティシエのような真剣な表情です。
カップにたっぷり詰め込んで「できたー!」と、嬉しそうに見せてくれました。
使いたい色が同じになった時は、お友だちといっしょに、なかよく分け合いながら作ることも出来ていました。
ゼリーを細かく砕くと、感触や見た目が変わることに気が付き、「おいしくな~れ」と言いながら、混ぜ合わせていました。
トッピング用に、ビー玉を用意して置いておくと「これ、カリカリするやつかな?」と、自分の中でお菓子に見立てながら盛り付けていました。
違う色のゼリーを重ねてみたり、ビー玉を飾ってみたり、自分なりに工夫している様子で、オリジナルのゼリーパフェを作ることが出来ました。
美味しそうに出来ると「先生!はい、どうぞ!食べてもいいよ!」と、キラキラした瞳で渡してくれました。
とても楽しかったようなので、トッピングできる物を増やして、もっともっと素敵なオリジナルパフェを作ることができるように、いっしょに楽しんでいきたいです。