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紙コップのヨットや折り紙の船などを作って楽しんできたぞう組さん。次は、ちゃんと水に浮かべられる大きな船を作りたい!ということで、3チームに分かれての制作に取り掛かることになりました。
どんな材料を使って船の本体にするか、というところからチームで相談です。「水に浮かべるんやから軽いやつがいいやんな?」「木とか?」「牛乳パックならいっぱいあるやん!」などなど、活発な意見が飛び交います。話し合いの結果、ペットボトル・牛乳パック・段ボールと、3チームそれぞれ違った廃材で作る事に決定しました。
段ボールは水に濡れないようにしっかりとガムテープで補強します。「全部の色を使ってレインボーにするねん」と丁寧に巻いていきます。
設計図を見ながら、「こっち引っ張るからそこ押さえといてな」協力しながらの作業です。船体に貼る飾りを画用紙を切って作ったり、帆の色を塗ったりとたくさんの工程がありますが、みんなで楽しんで進めていきます。「難しいー!」「先に鉛筆で線描いたら切りやすいで」教え合い、助け合う姿がたくさん見られましたよ。
最後に、自分たちの「ミニ船長」を乗船させて、船の完成です!!
さあ、いよいよ進水式です。「うわあ、どきどきする」「はやくはやく!」「あかんって、そうっと入れな沈むって!」はやく浮かべたいわくわくと、ちゃんと浮かぶか不安な気持ちの両方を抱えながら、プールに浮かべると……。「やったー!!」「すごーい!!」3艘の船が見事にプールに浮かびました!!うちわで扇ぐとすいすい進んでいく船にみんな大興奮でした。
自分たちの船を一生懸命扇いでスピードアップさせたり、自然の風に流される様子をみて歓声をあげたりと、とっても楽しい活動ができました。
8月から少しずつ、チームで相談し、協力しながら自分たちの力で船を作り上げた経験は、きっと子ども達の大きな自信になっただろうと思います。これからも様々な経験を通して自信を身に付け、いきいきと活動していけるように、子ども達と一緒に楽しい時間を過ごしていこうと思います。