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【おままごとって???】
おままごとのおままごとの「まま」は、「飯(まま)」という意味から来ているそうです。
ごっこ遊びも色々ありますが、特に家庭での様子や家事を真似する遊びを「おままごと」と呼びます。
おままごとには様々な役割があるので、みんなが楽しめる遊びです。
2~3歳くらいから「食べるふり」や「飲むふり」が始まり、同じ空間に居ても、それぞれが単独で遊んでいることが殆どです。
3歳を過ぎたあたりから、お友だちと関わって遊ぶことを楽しみ、4~5歳くらいから、役割を決めて遊ぶようになってくると言われています。
おままごとを通して、想像力が豊かになり、友だちとのコミュニケーションが増え、言葉が豊かになっていくという効果があります。
♦♢♦うさぎ組のようす♦♢♦
【春ごろ】
自分たちで料理を作る真似や、食べる真似をして遊ぶことが多く見られました。
初めは、具体的な形をした野菜や果物などの食材です。
遊びが深まってくると自由に見立てて、想像をしながら楽しめるように、シンプルな素材も用意するようにしました。
色や形を見て、人参やピーマン、麺類など、それぞれが想像する姿が見られるようになりました。
【夏ごろ】
水あそびなどで泡あそびや洗濯ごっこをする中で、室内にも洗濯ごっこができるスペースを作りました。
干す時は洗濯バサミで止め、乾いたら取り込むという流れを覚えると、友だちと一緒に「もう乾いたね」と言いながら、洗濯バサミを外し、取り込む姿も見られました。中には、取り込んだ後に畳むお友だちもいました。
【秋ごろ】
その後、遊びが深まっていくと、初めは自分たちで料理をして食べたり、片付けをしていたことから、お人形を使って、お世話をする遊びに変わっていきました。
お風呂に入れて、体や髪の毛を洗ってあげたり、洋服を着せたりしています。
自分がしてもらっていることを、お人形にしてあげる姿は、“小さいママ”そのものです!
そして、最近のお人形あそびのブームは、お医者さんごっこです。
「この子、お熱なの」
「お薬飲まなくっちゃ」
「お布団敷いてあげて」
「静かにしてね。寝てるから。」
と、やさしくお人形に語り掛けたり、お友だちに話しかけています。
幼児クラスに進級したら、役割を決めて遊んだり、もっと自由な発想で遊びを展開したりし、より深まっていくと思います。
子どもたちの想像力や、こんな物があったらいいなという気持ちを大切に、遊びをサポートしていきたいと思います。