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TOPブログ > 《にじグループ・ほしグループ》カブトムシのかぶちゃん

園庭につづく靴箱のそばで弱り切って動かなくなったカブトムシを保護したぞう組の子どもたち。「どうしたらいい?」「このまま死んじゃったらかわいそう」子どもたちの優しい声を受けて、元気になるまでにじグループとほしグループでお世話をすることにしました。

絵本や図鑑を調べると、カブトムシは昼間は土に潜って眠ることが分かったので、大きめの虫かごに土を敷きました。乾いているとカブトムシにとって快適ではないので、霧吹きを使って十分に湿らせます。厨房の先生からバナナを分けてもらい、エサにしました。

動きの鈍いカブトムシをバナナの上にそっとのせてしばらく観察すると、口が動きました!

「生きてた!」と喜ぶ声や、「みて!図鑑と一緒!口がブラシみたいになっとうねん!」としっかり観察して気付いたことを教えてくれる声もありましたよ。

カブトムシはかぶちゃん、と名付けられました。

係を決めて順番にお世話をすることにしました。毎日土を湿らせ、エサを替え、週の始めには土も替えます。お世話の始めにかぶちゃんの小さい方のツノをもって小さな虫かごに移動させる係は大人気!かぶちゃんを触るのは怖いお友だちも、霧吹きの係を積極的に行う姿がありました。

登園するとすぐに「かぶちゃん起きてるー?」と様子を見に来たり、虫への興味が高まり、「お父さんと公園で捕まえた!」と色んな虫を捕まえて、「かぶちゃんに見せよう」「喧嘩するんちゃう?」とお話をしたり。かぶちゃんのお世話をする中で、子どもたちの世界も広がっていった様子でした。

子どもたちも順番にお世話係を終え、順調に元気になっていったかぶちゃん。いよいよお別れの時です。「かぶちゃん逃すの、いややな……」とこぼしたお友だちに、「でも、ずっと虫かごのまんまやったらひとりぼっちやん」「そうやで!お外にいったら仲間がおるかも知れんやん!」と伝えて励ましたお友だちがいました。「しかも、かぶちゃんも結婚するんやで!」「ええー、結婚〜?!」明るい雰囲気の中でお別れをすることができました。

大事にしていたカブトムシと別れる寂しい気持ち、カブトムシのことを思って送り出す優しい気持ち。かぶちゃんを観察し、図鑑や絵本も読んで得た虫の生態の知識。かぶちゃんの飼育から様々なことを経験し、吸収して、心も更に大きく豊かに成長した子どもたちです。

 

 

2026.08.07